お知らせ
2020.09.30 椿の新品種”玉仙”など3種を登録申請
(新品種登録申請(※登録済)の”玉仙”ギョクセン)
宗教法人東行庵の第三世庵主・谷玉仙尼は、来年10月1日、三十三回忌を迎えます。谷玉仙庵主は現在の東行庵の隆盛を築かれた「中興の祖」と称されています。
折しも、下関市菊川町在住の木本豊彦(東行庵椿を守る会会長)さんは、今春、みごとに咲き誇った椿3種を見つけ、それぞれに名称をつけ、日本椿協会に新品種登録申請をされました。
”玉仙”は、玉の浦と西洋種の自然実生で、原木の根回りは、15センチほどで、上の写真のように、花弁の白と赤のコントラストがすばらしい花です。
このほかにも、”おうのさん椿”と“梅仙”を、同時申請しています。
”おうのさん椿”は、初代庵主梅処(おうのさん)に由来する名称で、花心のまとまりがすばらしい花です。
“梅仙”(バイセン)は、二代庵主梅仙に由来する名称で、ツボミのシボリが見事な花です。
この三代庵主椿が登録され、東行庵に現存する「千本椿園」に、加わって咲き誇る光景を、ご紹介するのが、今から楽しみです。
※谷玉仙三十三回忌は、令和3年10月1日、営ませていただきました。
※写真の玉仙という椿は、令和3年3月12日、日本ツバキ協会に、登録91号として、正式に登録されました。