お知らせ
2022.01.21 高杉晋作顕彰碑前で、立志式
令和4年1月21日、東行庵清水山の高杉晋作:顕彰碑前で、木屋川中学校(打田敦志校長)2年生29名が、立志式を行いました。
同校では、毎年この時期に、2年生が行なっています。(昨年はコロナで中止)
「立志式」は、立志の誓いを考えることを通して、これまでの生き方を見つめ、将来の人生を前向きに生きて行こうとする決意を示すものです。各人が、将来を一文字に表し、正々堂々と発表いたしました。寒気のなかでしたが、一人ひとり終わるごとに、温かい拍手が送られ、校風がうかがわれました。
高杉晋作の顕彰碑を背に、それぞれが誓いの言葉を述べるというすばらしい環境は,他にあり得ないことです。
高杉晋作は、師:吉田松陰の遺言『留魂録』の一節「天下の事をなすは、天下有志の士の志を通ずるにあらざれば得ず」を、心に深くとどめ、奇兵隊を創設の際には、「志を同じくする者は身分を問わない、集うように」、と隊士を募りました。その奇兵隊の挙兵こそ明治維新への第一歩でした。
高杉晋作の顕彰碑を背に、各人が誓いの言葉を述べた意味は、これからの人生にとって、忘れることの出来ない、意義深いこととして心に残ることと確信しています。