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2021.05.18 カエデの種子 霧雨に涙

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 連日、うっとおしい雨模様ですが、その中に、細い涙にくれるモミジ葉をみつけました。背景の建物をカットするか否か迷ったのですが、明治17年に建設された、高杉東行先生の位牌所:東行庵ですから、残しました。東行先生の愛人・おうのさんは、得度し梅処尼にとなって、この

庵で涙にくれながら、明治42年8月7日、67歳の生涯を終えました。

 カエデの花は小さなものですが、プロペラのような結構大きな種子をつけます。より遠くへ飛び、新しい世界を目指すためだそうです。

2021.05.12 千本椿園整備開始…谷玉仙尼33回忌記念事業で

1620968974 東行庵清水山には、奇兵隊や諸隊士の墓地に続いて、千本椿園があります。この椿園は、造園以来、本格的な修景が進んでいませんでしたが、今秋10月1日に、東行庵第三代庵主春林谷玉仙尼の33回忌を迎えるに際し、山口市在住の坂田利明さんが事業費の提供を申し出られたことにより、5月13日、開始いたしました。

 事業の大要は、約千本の椿の管理が容易にできるよう、作業用道を造ることから始まり、開花した椿の鑑賞用散策道も整備されることになっています。

 

 東行庵の花だよりは、6月に入ると、ハナショウブ、沙羅双樹、花ハス、と続きます。どうぞお出かけくださいませ。

 千本椿園は、12月ころから咲きはじめます。どうぞお楽しみに。

2021.05.01 新緑したたる東行庵

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 新緑に輝く樹々の元に、ひっそりとシャクナゲが咲き誇っています。今秋、33回忌を迎える谷玉仙庵主は、この光景がお気に入りでした。お暇だったのでしょう、「今、シャクナゲが見頃ですから、見にいらっしゃい」と声がかかり、うかがうと、庵の縁側に座布団が並び、お茶をいただきながら、おしゃべりをしたことを思い出します。贅沢な時の過ごし方を、教えてくださったのでしょう。しかし、いまだにそのような時を味わうことができていません。

 

2021.04.23 つつじ 満開ですよ

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例年より早く、東行池周囲のツツジが満開になりました。色とりどりの実に美しい光景です。池の広さは、約8200平方㍍。およそ200株のツツジが、咲き乱れています。どうぞお出かけくださいませ。

ツツジは、久留米から贈られた、と言われています。

 

 

 

 

 

2021.04.20 東行庵仏間”一般公開”を中止:5月連休

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残念なお知らせですが…。一昨年まで、5月の連休に、東行庵の内部:仏間:を一般開放し、東行先生や、初代庵主梅処尼、2代庵主梅仙尼、今秋33回忌を迎える春林玉仙庵主の位牌を参詣していただき、水琴窟の音を楽しんでいただいていましたが、いまだ新型コロナの終息が見えないため、今年5月の連休は中止とさせていただきます。来年こそ、皆さんをお迎えしたく楽しみにしています。

(写真は、1月5日、第7世松野實應兼務住職による、祝聖諷経のひとときです。最後の納経となりました)

 

 

 

2021.04.14 故松野實應兼務住職 お別れ式

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令和3年1月8日、遷化された、東行庵第7世松野實應兼務住職のお別れ式が開催されました。あまりにも急なことで、現在でも、夢の中のできごとでは、と思っています。

1月5日、東行庵仏間での新年大般若経転読で、あの厚い重たい経本で、トントン、と叩いていただきました瞬間が思い出されます。

1月8日は、珍しく雪が舞う寒い朝でした。保育園の先生が、時間になっても来られていないのに気づき、隣接の慈光寺に向うと鍵がかかったままで、あわてて、開けてみますと…。

私事ですが、5日のお経を終えられ、東行庵から慈光寺さんへ車でお送りし、お昼でしたので、給食をどうぞと勧められ、ご馳走になりますとき、これは私が作った、黒豆ですよ。と笑顔で…。

そして、10月1日の第三世谷玉仙庵主さんの33回忌までは、なんとしても…。と語っておられました。89歳でありましたが、いつも笑顔で「生涯現役」と語っておられました。その笑顔を絶やすことなく引き継いでいきたいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

2021.04.14 東行忌 と故松野實應兼務住職お別れ式

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 高杉東行先生の155回忌 ”東行忌”が、4月14日の命日に、東行先生の墓前でしめやかに開催されました。昨年に続き、コロナの影響で、散華や詩吟奉納など協賛行事は割愛され、有福孝岳兼務住職などお寺さん7人による読経と、参列者約60人の焼香が行われました。

 東行忌終了後、記念館の講堂において、本年1月8日に急逝された第7世松野實應兼務住職のお別れ式も執り行われました。

 156回忌は、コロナも終息し、晴れやかに開催されますことを祈念するばかりです。

 

 

 

 

2021.04.07 シデサクラ:采振木(さいふりぼく)  咲いていました。

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                                    (4月7日撮影)

 紹介が遅れていました。その名は、シデザクラ・采振木、と呼ばれる桜です。

シデ(四手)、というのは、神事を行うときに縄を張り、その縄に細く裂いた和紙を等間隔にいくつもつけます。これがシデです。東行庵の清水山へ登るスロープに、手すりがついています。一本目の手すりが終わったところで、天空を見あげてください。白色の細い、五弁の花が見えます。神事の采配のようにも見えるところから、采振木、とも呼ばれる所以です。

 

2021.04.06 御衣黄桜も咲きました

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                                (令和3年4月6日撮影)

 遅咲きの八重「御衣黄桜」(ギョイコウ桜)が、やはり早めに咲きました。この春は、花々がいずれも早く、藤の花も、すでに咲いています。

 御衣黄桜は、宮中においての衣装の色が、薄緑の高貴な色をしているのに似ていることから名づけられた、と言われています。も少しすると、中心から紅色が増してきて、さらに趣のある花弁となります。これから1週間だと思われます。

2021.04.03 ミツバツツジ と無隣庵

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 東行庵の春は、花の競演です。4月3日、例年に比べずっと早く、もう、小葉のミツバツツジが満開です。この場所は、普段は一般の方が立ち入れない、茶室「無隣庵」の庭です。一枚ガラスの窓にも、ミツバツツジの影が映り、シャッターを押しました。この内部は、立礼(りゅうれい)で、土間の椅子に掛けてお茶を楽しむ席です。庭には灯籠と蹲が設けられ、四畳半下座床の本席も勿論備えられた本格的な茶室です。

 現在では、茶道が注目されませんが、昭和41年(1966)高杉東行先生の100年祭記念に際し、大洋漁業の中部タミさんの寄贈により建てられたものです。扁額の「無鄰菴」は、大徳寺の管長の書です。

 

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