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2021.03.19 厚狭中学 高杉東行顕彰碑前で ”立志式”

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                               (令和3年3月19日)

 山陽小野田市立厚狭中学校の2学年101名が、高杉晋作(東行)顕彰碑を背に、立志式を行いました。厚狭中学校を午前7時に出発し、往復28㌔を往復し、心身を鍛えるとともに、将来への希望と決意を、立志式で発表しました。

 夢や希望に向かってがんばります。何事にも全力で取り組む人になりますなど、力強い意志の発表で、大きな意義を感じました。高杉晋作(東行)先生も、大きな拍手を送ったことと思います。

 高杉晋作(東行)先生は、

 ”西へ行く人を慕いて東行く わが心おば神ぞ知るらん” と、東の江戸幕府を倒し、近代社会を創るぞと”志”を詠んでいます。奇兵隊を創設し、その行動の原点がこの”志”でした。現在の若者が是非、それぞれの志を実現してほしいものです。

 

 

 

2021.03.17 紅シダレ桜 植栽始まる

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                             (紅シダレ桜植栽風景:17日)

 今秋10月1日、東行庵第三世谷玉仙庵主の”33回忌”を迎えます。その谷玉仙尼と親交の深かった、坂田利明さん(95歳・山口市)は、記念樹の贈呈を思い立ち、岩山造園さん(下関市小月町)に相談。結果は、玉仙庵主も好きであった”紅シダレ桜”5本に決定しました。早速植栽が始まり、15日~18日の工期で、東行庵前庭に3本、東行池の中央に2本で、無事終了しました。

 紅シダレ桜の大きさは、6㍍もあり、すでに多くのツボミをつけ、月末には満開を迎えます。

ソメイヨシノと共に、東行庵の桜をお楽しみくださいませ。

2021.03.10 山さくら、咲き初める

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 東行庵の裏山、清水山。高杉東行先生の顕彰碑の近くに、高さ20メートルもある山さくらの大木があります。朝日を浴びた枝の先に、花びらが見えました。もう、開花です。たくさんのつぼみをつけ、「元気だよー」と言わんばかりです。コロナで”東行忌”の開催も、規模縮小とか、沈みがちですが、このような木々の元気な姿を見ますと、元気づけられますね。さあー皆さん、元気を出しましょう!。春ですよー。

”動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し…”です。あなた様の行動力は…。

 

 

 

2021.03.03 第3代庵主 ”玉仙” 椿の新種名に登録

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上:新種登録の椿”玉仙”

下:登録者・木本豊彦さん。谷玉仙庵主肖像。”玉仙”生花。萩焼清水窯正岡隆峰作、輝線彩紋花瓶

                                                                           (全日写連・弘中輝夫さん撮影)

 

日本ツバキ協会に、新種の椿として、このほど”玉仙”が登録されました。

”玉仙”は、東行庵の第三代庵主玉仙尼に由縁の名前です。玉仙尼は、平成元年(1989)10月1日に遷化され、今年33回忌を迎えます。

”玉仙”の登録は、下関市菊川町久野長谷に在住の木本豊彦さんが申請したものです。木本豊彦さんは、玉仙尼がこよなく愛した椿、”玉之浦”を自宅に植えていたところ、自然交配によって、全く新しい、鮮やかな花を、令和2年の3月に発見。早速、存命中の玉仙尼との由縁から”玉仙”と命名。申請したところみごとに登録となったものです。

東行庵では、”玉仙”の生花を、3月3日午後2時から、木本さんのご配慮で、東行庵講堂で一般のかたに披露しています。 

 

2021.03.01 新兼務住職に長府功山寺の有福孝岳住職就任

 令和3年1月8日、東行庵第7世松野實應庵主が、急逝されました。しばらくの間、空席でしたが、このほど、下関市長府川端町の功山寺有福孝岳住職(81歳)が就任されました。

 長府功山寺は、ご存じのとおり、高杉東行先生の挙兵の地であり、明治維新の聖地ともいえる寺院で、東行庵と深いご縁の寺です。有福孝岳住職は、京都大学出身で京都大学名誉教授、文学博士(東大)、哲学者です。

 著書には『道元の世界』(大阪書籍)。『正法眼蔵の心』(NHKブックス)『カントの超越論的主体性の哲学』(理想社)など多数あります。

 近著は、『「観音経」入門』(晃洋書房)2020年10月30日刊行、があります。

 東行庵では、来る4月14日、155回目の「東行忌」を開催いたします。有福孝岳兼務住職により最初の「東行忌」です。しかし、新型コロナウイルスの終息がみえないところから、規模を縮小しての開催となります。どうぞご理解のほどお願い申しあげます。

2021.02.22 お待たせしました 梅花満開

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 遅れていました梅花。やっと、満開の時を迎えました。昨年に比べ10日余りも遅くなりましたが、梅花の清らかな香の下で、満面の笑みのひと時をどうぞ。

 「曲水の梅苑」の碑は、平成元(1989)年、この場所で「曲水の宴」が、煌びやかに開かれたことを示すものです。東行庵第3世:谷玉仙庵主の行った最後の大きな催しでした。庵主はその年の10月1日、69歳で急逝され、今年33回忌を迎えます。

 「曲水の宴」は、宮中で催された歌会を再現した行事で、現在では大宰府天満宮など全国でもほんの数か所で催されています。

 内容は、ゆるやかな細い流れに杯を浮かべ、自分の前に流れ来る間に一句を詠み、短冊に記し、酒を飲むと次へと流すものです。詠み人の衣装は、色とりどりの平安時代の衣装を身につけた、きらびやかなものです。この催しは、数年続いたのち惜しまれてなくなりました。以来、30余年、時の流れを語る碑でもあります。

 

 

2021.02.19 名残の雪見 東行先生の墓標 

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 清水山は、この冬2度目の雪景色です。そこでご紹介したいのが「名残の雪見」です。

 東行先生は、慶応3年の冬、すでに病が重く、雪見はできませんでした。でも「名残の雪見」をされたのです。

 見舞いの客が、東行先生の部屋を訪れると、松の盆栽に白いものが…。そこで、これは何でしょうか、と、東行先生に尋ねると、「…雪見ができないので、これで名残の雪見をしている…」との答えでした。さて、その白いものは何でしょうか。

 茶道に堪能な東行先生は、茶杓を手作りされた人です。茶菓子の銘菓もご存知でした。これは三大銘菓の「越乃雪」だよ…。が答えでした。

 「越乃雪」は、四国でできた和三盆が原料で、新潟県長岡市へ北前船で運ばれ、「越乃雪本舗大和屋」で銘菓となったものです。

 2月17日、東行先生のお墓は、ご覧のとおりでした。まさに、名残の雪見でした。

ご参考までに、その銘菓を味わってみたくなりました方は、「越乃雪本舗大和屋」で検索されてくださいませ。東行先生の話題が、一味増しますよ。

 

 

 

2021.02.12 ”清香を発す” 梅花 お待たせしました。

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 ”梅は寒苦を経て清香を発す” 今春は例年にない寒波到来で、梅林にも約10センチの積雪が見られました。その寒苦を経て、やっと、開花の時期を迎えました。まだまだ、ほころび始めたばかりです。見ごろは、20日ころかと思います。

 ご存じのとおり、梅は高杉晋作にとって最も愛された花です。それは、自分で「梅之助」と名乗り、長男にも「梅之進」(のちに東一)と名付けていたほどです。

 さらには、茶道の世界にも長けていた高杉晋作は、自ら茶杓を作り、「梅處」と銘をつけ、それを愛人”おうの”にプレゼント。彼女は墓守りになると、初代庵主「梅処尼」と称しました。

 苦難を積んだのちに、立派な花が咲く、人生の教えでもあります。その梅花をどうぞ愛でていただきたいものです。

 

 

 

2021.02.03 東行庵 春が来た (椿)

                                 

  

1612326143<五色椿>

 

  立春を迎え、東行庵の庭にも春がきました。まず椿(五色椿)などが、次々競演し、春の到来を告げています。

 東行庵には、第3駐車場奥に「千本椿園」があり、1000本もの椿がありますが、記念館の正面庭にも各種の椿があります。谷玉仙第3代庵主の愛した「玉之浦」をはじめ、初代庵主梅処尼の墓前には「散り椿」もあります。(この2種の開花は、3月中旬ころです)

 このほか、葉っぱの形が、金魚の形から「金魚葉椿」、椿の実がリンゴのように大きな「リンゴ椿」などもあります。

 やがて、高杉東行先生の愛した梅も開花を迎えます。どうぞお楽しみに。

 

 

2021.01.16 高杉晋作の銅像を背にスタート

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                令和3年1月16日 午前9時 東行庵:高杉晋作銅像前で)

  スタート!。厚狭中学校野球部顧問:井上先生の発声とともに、17名の同校野球部員が、一斉に高杉晋作銅像前を、18.8キロ先の同校へ向け走りだしました。

  スタート地点を、東行庵の高杉晋作銅像前にされたことを、顧問の井上先生にお尋ねすると、頼もしいお答えをいただきましたので、ご紹介します。

 「厚狭中学校野球部は、県大会で優勝するという志を立てて、日々練習に取り組んでおり、毎年東行庵という歴史ある地、さらには山口県を代表する偉人高杉晋作の銅像前を、スタートする鍛錬走を行っています。この鍛錬走を通して、生徒たちがその志を強くし、個人として成長し、チームとしての団結力を高めることを期待しています」と、述べておられます。

 今年は5回目だそうです。同校は、2年生が、東行庵清水山の高杉晋作の顕彰碑前で、自分の志を述べる「立志式」も行うなど、教育方針のすばらしさに、敬服しています。

 1枚の写真が、維新の英傑・高杉晋作の志を受け継いでゆく、その喜びを再確認するスタートでもありました。

 

 

 

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