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2021.02.19 名残の雪見 東行先生の墓標 

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 清水山は、この冬2度目の雪景色です。そこでご紹介したいのが「名残の雪見」です。

 東行先生は、慶応3年の冬、すでに病が重く、雪見はできませんでした。でも「名残の雪見」をされたのです。

 見舞いの客が、東行先生の部屋を訪れると、松の盆栽に白いものが…。そこで、これは何でしょうか、と、東行先生に尋ねると、「…雪見ができないので、これで名残の雪見をしている…」との答えでした。さて、その白いものは何でしょうか。

 茶道に堪能な東行先生は、茶杓を手作りされた人です。茶菓子の銘菓もご存知でした。これは三大銘菓の「越乃雪」だよ…。が答えでした。

 「越乃雪」は、四国でできた和三盆が原料で、新潟県長岡市へ北前船で運ばれ、「越乃雪本舗大和屋」で銘菓となったものです。

 2月17日、東行先生のお墓は、ご覧のとおりでした。まさに、名残の雪見でした。

ご参考までに、その銘菓を味わってみたくなりました方は、「越乃雪本舗大和屋」で検索されてくださいませ。東行先生の話題が、一味増しますよ。

 

 

 


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