(4月7日撮影)
紹介が遅れていました。その名は、シデザクラ・采振木、と呼ばれる桜です。
シデ(四手)、というのは、神事を行うときに縄を張り、その縄に細く裂いた和紙を等間隔にいくつもつけます。これがシデです。東行庵の清水山へ登るスロープに、手すりがついています。一本目の手すりが終わったところで、天空を見あげてください。白色の細い、五弁の花が見えます。神事の采配のようにも見えるところから、采振木、とも呼ばれる所以です。