お知らせ
2021.04.14 故松野實應兼務住職 お別れ式
令和3年1月8日、遷化された、東行庵第7世松野實應兼務住職のお別れ式が開催されました。あまりにも急なことで、現在でも、夢の中のできごとでは、と思っています。
1月5日、東行庵仏間での新年大般若経転読で、あの厚い重たい経本で、トントン、と叩いていただきました瞬間が思い出されます。
1月8日は、珍しく雪が舞う寒い朝でした。保育園の先生が、時間になっても来られていないのに気づき、隣接の慈光寺に向うと鍵がかかったままで、あわてて、開けてみますと…。
私事ですが、5日のお経を終えられ、東行庵から慈光寺さんへ車でお送りし、お昼でしたので、給食をどうぞと勧められ、ご馳走になりますとき、これは私が作った、黒豆ですよ。と笑顔で…。
そして、10月1日の第三世谷玉仙庵主さんの33回忌までは、なんとしても…。と語っておられました。89歳でありましたが、いつも笑顔で「生涯現役」と語っておられました。その笑顔を絶やすことなく引き継いでいきたいと思っています。