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2021.04.14 東行忌 と故松野實應兼務住職お別れ式
高杉東行先生の155回忌 ”東行忌”が、4月14日の命日に、東行先生の墓前でしめやかに開催されました。昨年に続き、コロナの影響で、散華や詩吟奉納など協賛行事は割愛され、有福孝岳兼務住職などお寺さん7人による読経と、参列者約60人の焼香が行われました。
東行忌終了後、記念館の講堂において、本年1月8日に急逝された第7世松野實應兼務住職のお別れ式も執り行われました。
156回忌は、コロナも終息し、晴れやかに開催されますことを祈念するばかりです。
2021.04.07 シデサクラ:采振木(さいふりぼく) 咲いていました。
(4月7日撮影)
紹介が遅れていました。その名は、シデザクラ・采振木、と呼ばれる桜です。
シデ(四手)、というのは、神事を行うときに縄を張り、その縄に細く裂いた和紙を等間隔にいくつもつけます。これがシデです。東行庵の清水山へ登るスロープに、手すりがついています。一本目の手すりが終わったところで、天空を見あげてください。白色の細い、五弁の花が見えます。神事の采配のようにも見えるところから、采振木、とも呼ばれる所以です。
2021.04.06 御衣黄桜も咲きました
(令和3年4月6日撮影)
遅咲きの八重「御衣黄桜」(ギョイコウ桜)が、やはり早めに咲きました。この春は、花々がいずれも早く、藤の花も、すでに咲いています。
御衣黄桜は、宮中においての衣装の色が、薄緑の高貴な色をしているのに似ていることから名づけられた、と言われています。も少しすると、中心から紅色が増してきて、さらに趣のある花弁となります。これから1週間だと思われます。
2021.04.03 ミツバツツジ と無隣庵
東行庵の春は、花の競演です。4月3日、例年に比べずっと早く、もう、小葉のミツバツツジが満開です。この場所は、普段は一般の方が立ち入れない、茶室「無隣庵」の庭です。一枚ガラスの窓にも、ミツバツツジの影が映り、シャッターを押しました。この内部は、立礼(りゅうれい)で、土間の椅子に掛けてお茶を楽しむ席です。庭には灯籠と蹲が設けられ、四畳半下座床の本席も勿論備えられた本格的な茶室です。
現在では、茶道が注目されませんが、昭和41年(1966)高杉東行先生の100年祭記念に際し、大洋漁業の中部タミさんの寄贈により建てられたものです。扁額の「無鄰菴」は、大徳寺の管長の書です。
2021.03.28 サクラ満開 東行池
(令和3年3月27日撮影)
例年に比べ10日も早く、東行池のほとりの桜(約100本)が、満開となりました。梅は遅かったのですが、開花に適した気温は、それぞれの花にあることをうかがわせてくれます。
新しく仲間に入った紅シダレ桜は、も少し先まで楽しませてくれそうです。
やがて、八重桜が咲き、緑の花弁の御衣黄桜が咲きます。さらに三つ葉ツツジ、と春本番。花々が咲き継ぎます。どうぞ東行庵の春をお楽しみください。
2021.03.24 紅しだれ 開花
3月15日に植え付けられた紅シダレが、開花しました。山口市在住の坂田利明さんが、東行庵第三世春林玉仙尼の三十三回忌(今秋10月1日)を記念し、贈呈してくださった5本の内、最初の1本が開花しました。高さ5mもある幹から、流れ落ちるかのような枝に、紅色の鮮やかな花をつけています。東行庵の境内には、ソメイヨシノも100本あり、3分咲きです。月末にかけ見ごろを迎えます。どうぞお出かけくださいませ。(3月24日撮影)
2021.03.19 厚狭中学 高杉東行顕彰碑前で ”立志式”
(令和3年3月19日)
山陽小野田市立厚狭中学校の2学年101名が、高杉晋作(東行)顕彰碑を背に、立志式を行いました。厚狭中学校を午前7時に出発し、往復28㌔を往復し、心身を鍛えるとともに、将来への希望と決意を、立志式で発表しました。
夢や希望に向かってがんばります。何事にも全力で取り組む人になりますなど、力強い意志の発表で、大きな意義を感じました。高杉晋作(東行)先生も、大きな拍手を送ったことと思います。
高杉晋作(東行)先生は、
”西へ行く人を慕いて東行く わが心おば神ぞ知るらん” と、東の江戸幕府を倒し、近代社会を創るぞと”志”を詠んでいます。奇兵隊を創設し、その行動の原点がこの”志”でした。現在の若者が是非、それぞれの志を実現してほしいものです。
2021.03.17 紅シダレ桜 植栽始まる
(紅シダレ桜植栽風景:17日)
今秋10月1日、東行庵第三世谷玉仙庵主の”33回忌”を迎えます。その谷玉仙尼と親交の深かった、坂田利明さん(95歳・山口市)は、記念樹の贈呈を思い立ち、岩山造園さん(下関市小月町)に相談。結果は、玉仙庵主も好きであった”紅シダレ桜”5本に決定しました。早速植栽が始まり、15日~18日の工期で、東行庵前庭に3本、東行池の中央に2本で、無事終了しました。
紅シダレ桜の大きさは、6㍍もあり、すでに多くのツボミをつけ、月末には満開を迎えます。
ソメイヨシノと共に、東行庵の桜をお楽しみくださいませ。
2021.03.10 山さくら、咲き初める
東行庵の裏山、清水山。高杉東行先生の顕彰碑の近くに、高さ20メートルもある山さくらの大木があります。朝日を浴びた枝の先に、花びらが見えました。もう、開花です。たくさんのつぼみをつけ、「元気だよー」と言わんばかりです。コロナで”東行忌”の開催も、規模縮小とか、沈みがちですが、このような木々の元気な姿を見ますと、元気づけられますね。さあー皆さん、元気を出しましょう!。春ですよー。
”動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し…”です。あなた様の行動力は…。
2021.03.03 第3代庵主 ”玉仙” 椿の新種名に登録
上:新種登録の椿”玉仙”
下:登録者・木本豊彦さん。谷玉仙庵主肖像。”玉仙”生花。萩焼清水窯正岡隆峰作、輝線彩紋花瓶
(全日写連・弘中輝夫さん撮影)
日本ツバキ協会に、新種の椿として、このほど”玉仙”が登録されました。
”玉仙”は、東行庵の第三代庵主玉仙尼に由縁の名前です。玉仙尼は、平成元年(1989)10月1日に遷化され、今年33回忌を迎えます。
”玉仙”の登録は、下関市菊川町久野長谷に在住の木本豊彦さんが申請したものです。木本豊彦さんは、玉仙尼がこよなく愛した椿、”玉之浦”を自宅に植えていたところ、自然交配によって、全く新しい、鮮やかな花を、令和2年の3月に発見。早速、存命中の玉仙尼との由縁から”玉仙”と命名。申請したところみごとに登録となったものです。
東行庵では、”玉仙”の生花を、3月3日午後2時から、木本さんのご配慮で、東行庵講堂で一般のかたに披露しています。
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